給与シリーズワンポイント

日付:2018年05月02日

※以下は、『PCA給与DXシリーズ』『給与じまんDX』『PCA給与Xシリーズ』『給与じまんX』についての説明です。

Point1「基礎賃金集計表資料」のご紹介

毎年6月1日から7月10日まで、労働保険(労災保険と雇用保険)の申告納付期間となります。
「基礎賃金集計表資料」では、保険料算定に必要な確定賃金を給与(賞与)明細書から集計することができます。

『PCA給与DXシリーズ』『PCA給与Xシリーズ』の場合

「管理帳票出力」―「基礎賃金集計表資料」にて画面出力すると、以下のように出力されます。

給与シリーズワンポイント

《「基礎賃金集計表資料」を正しく作成するために》
この資料を作成するには、事前に「社員」―「社員情報の登録」の[保険]タブの[雇用保険]タブにて[基礎賃金集計表資料]の[労災保険対象区分][雇用保険対象区分]を社員ごとに正しく設定して毎月の給与入力(賞与入力)を行う必要があります。

《「基礎賃金集計表資料」の区分が正しく集計されないとき》
以下の操作方法をご覧のうえ、給与入力(賞与入力)で記録された対象区分を正しく修正してから「基礎賃金集計表資料」を作成してください。

◆操作方法◆

  1. 「随時」―「賃金台帳入力」で社員を選択し、[入力開始]ボタンをクリックして[給与その他][賞与その他]タブを開きます。
  2. [労災保険][雇用保険][雇用保険対象額][労災保険対象額]欄の修正する月をクリックします。正しい区分・金額に修正後、[登録]ボタンをクリックします。
    ※前年の区分・金額を訂正する場合は、「ファイル」―「データ領域の選択」で前年に戻り、同様の処理を行ってください。

『給与じまん DX』『給与じまん X』の場合

「基礎賃金集計表資料」(確定保険料の資料)を作成する機能はありません。
基礎賃金集計表の作成の際は、「随時」―「賃金台帳」等の帳票を参考にしてください。

Point2 特別徴収税額通知の受入 
※『PCA給与DXシリーズ』『給与じまんDX』に搭載の機能です。

住民税特別徴収税額通知データ(電子署名なし)を市区町村から受信しているとき、そのデータを受入することができます。
※住民税特別徴収税額通知データは、その年の6月から翌年の5月までの1年間に徴収する住民税の額を知らせるもので、通知データの提供を受けるためには、基本的に給与支払い報告書の電子申告が必要です。
通知データ(署名なしのCSVデータ)は、「年末調整」-「電子申告」-「地方税」のメッセージボックスで取得できます。

◆操作方法◆

例)その年の6月から翌年の5月までの通知データを受け入れる場合

  1. メニューの「社員」―「特別徴収税額通知の受入」を選択し、通知データファイルのあるフォルダを指定します。
  2. 受入先は[6月分・7月分以降]を選択します。
  3. [実行]ボタンをクリックして受け入れします。確認画面が表示されましたら[はい]ボタンをクリックします。
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  5. [受入先社員の確認]画面が表示されますので、受け入れる社員にチェックを付けて[受入開始]ボタンをクリックすると、受入が開始されます。
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  7. 受入が終了すると[受入結果の確認]画面が表示されますので、[印刷等]ボタンをクリックして、結果を出力します。
  8. 給与シリーズワンポイント
  9. 「社員」―「社員情報の登録」の[住民税]タブで、[6月分・7月分以降]の住民税を確認します。
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